あけまして!今年も!

これが「世界の中心で愛を叫ぶ」

「明けましておめでとうございます!」
この挨拶も、なんだか若干苦手な言葉。だいたいは途中からもごもご言って
ごまかしてみます。でも、大人なんで言うときははきっと言うこともあるんだけど、言ったそばからにやけてる私が私の中にいる、そんな感じに陥ります。
これも、お正月の醍醐味ですね。

お正月には、なんだか金銭的に大きな気持ちになってしまい、
いろんなものをちょこちょこかったのです。本とか、CDとか、マグカップとか。
マンガが久々にもうれつに読みたくなって、しかもなぜか吉田戦車がもうれつに読みたくて、ほとんど目をつぶった状態で、んーこれって言って選んで、
お家で開けたらびっくり。まんがじゃないの。文章ぎっしり。
あんまりにショックで、泣きながら一気に読みました。柴崎コウ風に。
そしたら、内容がけっこう良くて、ちょっといい気分で読みました。
作者が電車でいろんなとこ行って、ってよくある感じだけど、なんか、その場所の情景の感じとか、そこの場所行っての楽しみ方とかがすごく素敵で、すっかり「私この人に会いたい!!」ってなってしまったよ。そんで会って「あ、やっぱり!!」って言いたい。本でも音楽でもなんでも、素敵な表現をしたり作ったりする人はだいたい、外見を見てもお会いしても、やっぱり素敵なものなんですよ。本の作者の写真を必ずチェックする私の経験上ね。

本といえば、フジテレビの夜中にやってる「お厚いのがお好き?」という番組が、タイトルはなんだか・・と思う気持ちとはうらはらに、とても素敵な番組なの。
とても有名な本をいろんな形で読み解いてくれて、どんなものか教えてくれるの。本について無知な私にぴったりの番組。今日もゲーテファウストをもうれつに読みたくさせられました。テレビ局の思うつぼの人です。私。