へびの背にまたがって

3月にイベントというか、ライブをやります。企画、演出、作をすべてまいちゃんと二人でやってます。コントとかやったり、作った映像とかと流したり、素敵な音楽を流したり、そんなおもちゃみたいなイベントを素敵な場所でやろうと思ってます。いろんなことを全て二人でやってるので、やることてんこ盛りで、なんだか頭がきゅうきゅうになってしまって、二人共にぶったおれてしまいました。小さいくせに、二人とも意地っ張りなので、すぐにパンッ!!って壊れてしまいます。もうちょっと、自分たちの担げる重さを、自覚せねばならないなあ、と思う今日このごろです。

今日は、ドアーズのビデオを見ました。かっこいいジム・モリソンのドアーズね。最初にドアーズのことを教えてくれたのは、昔好きだったオルガン弾きの男の子でした。オルガン弾きの男の子は、ちっちゃくて弱くっていつもふわふわしたマニッシュな男の子でした。今は元気なのでしょうか。皆目見当がつきませんが。
ドアーズのなかで一番好きなのはやっぱり「ハートに火をつけて」という曲。超有名曲みたいですが。あのオルガンの間奏とか、イントロとかが最高に好き。聞くといつもどきどきします。

以前に、とっても素敵なロックな人が、「今のロックは、闇とか弱さが前に出てしまっていて、裏では楽しそうにあはあは笑ってる。でも、昔のロックはね、目に見えるところはすっごく華やかで、でも目に見えない部分はすごく、弱さとか闇とかがある。だから魅力的だった」みたいなこと言ってて、まさに、そうだなって思う。

最近、とても疲れはててしまっていて、目の前のやらなきゃいけないことに追っかけまわされてしまって、ちゃんと、覚えていなくちゃいけないことを忘れちゃってた感じ。好きなことをやってる楽しさ、とか、好きな人が目の前にいるうれしさとか。そんな風に過ごしてたら、明日死んだら後悔しちゃいそう。
もっと、つじつま合わせの帳じり合わせ、みたいじゃなくって、自分が今やってることのすごさとかね、好きな人の素敵さを、ちゃんと受け止めていかないと。ずっとこのままよ。ずっと。きっと。

今読んでる、ヘッセは、「詩人になるか、でなければ、何にもなりたくない」と言ったそうです。この言葉がいっぺんで気に入りました。
私にもこれにあてはまることはあります。私はやっぱり、あれです。恋愛は、私にとって、とても大切です。私にとってはね。

それはまた、別の話で。